泉北高速鉄道通学定期負担軽減へ
ようやく堺市が泉北高速鉄道の通学定期を
負担軽減策として助成する方針を出してきた。
堺市民であることを確認して通学定期購入後に
助成するというもの。
2013年に補欠選挙後初めての大綱質疑から
堺市独自の方法として今回の形での助成を求めてきた。
それなら堺市が決断すればすぐできると訴えてきた。
ようやく重い腰を上げたと言える。
あれから何年経ったことか。
泉北高速鉄道民営化により、通学定期の割引率が
60%から70%へと拡大した。
しかし依然として南海電鉄の他区間と比べても割高感
が残っていた。
今回堺市は民営化時に割引された乗り継ぎ料金80円分を
堺市は独自に助成、還付することとなった。
例として
泉ヶ丘→堺東間(1か月定期)の場合、
民営化前¥8,080
⇩
民営化後¥6,720
⇩
今回堺市の助成にて¥5,280
となる。
尚、地下鉄へ乗り継いだ場合、または
泉北高速鉄道区間については対象外であり、
課題は残る形ではある。
また、最終的にこのような形であればもっと早い段階で
決断してもらいたかったというお声もあると思う。
しかし、これまで訴え続けてきた結果、前進した。
今年の8月議会に補正予算としてこの件は
議会にはかられ、予定では来年早々に助成される。
堺市の予算規模としては年間約7千万円程度となる予定。