令和5年度決算審査特別委員会での質疑
令和6年9月5日の令和5年度決算審査特別委員会にて質疑を行いました。
項目としては2問
・都市計画各種調査事業について
・泉北ニュータウン街路樹更新事業について
一問目の「都市計画各種調査事業」については
国土交通省の取り組みの中で、自治体の街自体を3Dモデル化して
様々な自治体の取り組みに活かしていくという事業。
堺市の3Dモデルは令和4年に制作されており、令和5年度は
そのモデルをどのように活用していけるかを民間から提案を受ける
コンペ開催を事業として行った報告を受けました。
私の方からはかなりのコストをかけて制作された3Dモデルを
堺市行政も全庁的に活用していくことを求めました。
費用対効果を出さないと今後の事業推進は難しいとの意見も
述べさせて頂きました。
二問目の「泉北ニュータウン街路樹更新事業」は
街路樹更新を契機に特色、そして魅力ある「通り」を
生み出していく企画を行なっていくことを求めました。
住民合意や一定の環境が整うところがあれば積極的に
「こんな魅力ある通りにできますよ」と提案もしてほしいと意見。
当局からは魅力ある通りを生み出していくこともやっていくと
答弁もありました。
また、樹形を考慮した剪定、伐採した街路樹の再利用、
街路樹更新計画を住民に情報発信、共有していくことについても
求めました。当局からは前向きな答弁を頂き今後注視してまいります。
<質疑で使用した資料>
町田市の伐採した街路樹の再利用事業(HPより)
同じく町田市の街路樹更新計画(HPより)
街路樹の更新というのも泉北ニュータウンの魅力向上に大きな効果
があると考えています。
また、そういう街の魅力向上が新たな住民獲得への要素の一つと
お伝えいたしました。
住んでいる住民が更に愛着が持てるまちづくりはこういったところ
からも進めていける。街路樹の議論でしたがそういう想いで
質疑に臨ませていただきました。
来週は建設委員会質疑を予定しています。
府営住宅を始めとする公的賃貸住宅の更新時期に
堺市も入っています。大阪府と堺市の連携がひと昔前よりもスムーズに
なってきており、先日も若松台府営住宅更新の活用地についても
公募がスタート致しました。府市連携でさらなるまちづくりの推進を
求めて質疑いたします。